イソフラボンを摂り過ぎるとどうなるの?
多くの女性から、美容と健康のサプリメントとして愛用されているイソフラボン。
このイソフラボンは、大豆食品に多く含まれているのですが、若い女性はイソフラボン不足ともいわれる一方、
最近ではイソフラボンブームに乗じて、サプリメントや健康食品なども多数販売されるようになりました。
イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするということが注目されており、そのために女性ホルモンの乱れが原因の月経不順や不妊の改善、更年期障害の症状緩和に良いとされている他、美肌作用や美白効果、新陳代謝アップによるダイエット効果も期待されると言われています。
まさに、女性に嬉しい栄養成分であるということです。
しかし、このイソフラボンを過剰摂取することで、逆に悪影響が現れる可能性があるということがわかってきました。
どのような影響が現れるのかというと、イソフラボンを過剰に摂取することで、逆に女性ホルモンのバランスを崩してしまい、結果的に月経異常の症状を悪化させてしまったり、子宮内膜症のリスクを高くしてしまったりということがあると言われています。
また、妊娠中・授乳中の女性が摂取することで、胎児や赤ちゃんの生殖機能の発達にも悪影響を与える可能性があるということも動物実験で発覚しました。
そのため、妊娠中・授乳中の女性や、発育途中にある15歳未満の子どもには、イソフラボンを積極的に摂取することを避けるようにと言われているのです。
私達日本人は、昔から食事の中で納豆や豆腐、味噌などの大豆食品を自然と摂取してきていました。
本来ならば、それだけで充分なイソフラボンが摂取できているのですが、イソフラボンの効能や中途半端な知識だけが先行して世の中に知れ渡ってしまったために、サプリメントなどで過剰に摂取しようとする女性が増えてしまったのです。
サプリメントは、どうしても大豆食品を摂取できないときのサポートとして使用するだけに留め、基本的には食品を中心に摂取することをおすすめします。
食品からだけの摂取であれば、よほどのことが無い限りは過剰摂取になってしまうことは考えられませんので、妊娠中の方やお子様も安心してください。
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