豆乳に含まれるイソフラボンの量は?
最近では、健康ブームのためコンビニなどでも手軽にサプリメントを購入できたり、機能性飲料が販売されたりするようになりました。
そんな中でも女性から人気を集めているのが、豆乳飲料です。
豆乳飲料は、イソフラボンという女性ホルモンと同様の働きをする栄養成分が摂取できるとして、美容や健康に関心のある女性から高い支持を得ています。
コーヒー専門店などでも、ミルクの代わりに豆乳が使用されるなど、あらゆるところで豆乳が使用されています。
それだけイソフラボンが、女性に与える効果に期待がされているということなのでしょうか。
そんなイソフラボンがもたらしてくれる嬉しい効果というのは、具体的にどんなものがあるのでしょうか。
まず、女性ホルモンのバランスが整えられ、それによって更年期症状の緩和や、バストアップなど女性らしい身体をつくることに効果があると言われています。
女性ホルモンの乱れが原因となっている、生理不順や不妊などにも効果があるとされています。
美容効果も非常に高く、新陳代謝が活発になるため、細胞が活性化し、美白効果や美肌効果を期待することができます。
血管を広げて血行を良くする作用もあるため、冷えの改善や、代謝アップによるダイエット効果も得られると言われています。
また、あまり知られていませんが、イソフラボンは生活習慣病の予防にも効果があるとされています。
イソフラボンは血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすという理想的な効果を持っているため、動脈硬化や肥満を防止してくれるのです。
骨粗しょう症を予防・改善してくれたり、乳がんの予防効果もあると言われています。
こんな嬉しい効果がたっぷりなイソフラボンなのですが、効果を求めるあまりに過剰摂取してしまうと、逆に悪影響を及ぼすことがあります。
1日の摂取目安量は、40~50ミリグラムと言われており、上限量は70ミリグラムであると言われています。
豆乳には100グラム中イソフラボンが約25ミリグラム含まれています。
そのため、コップ1杯200グラムだとすれば約50ミリグラムとなるため、1日1杯の豆乳で、もう1日の目安量を摂取してしまうことになります。
イソフラボンは、豆腐や味噌、納豆にも豊富に含まれているため、和食中心のバランスが良い食生活をしている人は、あえて豆乳でイソフラボンを摂取しようとしなくても、充分な量を摂取できているということになります。
おすすめのイソフラボン摂取方法はhttp://www.uc-osteoporosis.com/にも載っています。
ですから、自分の食生活を振り返ってみて、豆乳を飲むことは過剰摂取にならないかということをよく考えて、上手に活用できるといいと思います。